フォントディ キャンティ・クラシコ グラン・セレツォーネ ヴィーニャ・デル・ソルボ [2014]750ml 本物 通販

ヴィーニャ・デル・ソルボは2012年よりラフィットの接ぎ木を使用していたカベルネ・ソーヴィニヨンをすべて引き抜いてサンジョヴェーゼのみで造るようになりました。
このソルボは、サンジョヴェーゼ100%で造るワインとなります。

パンツァーノ・イン・キャンティのコンカ・ドーロにあるフォントディの畑は2000年より有機栽培と天然酵母を導入。よりサンジョベーゼだけを作るサンジョヴェスタになりました。

フォントディの自社畑の中で最も上質な畑の1つが、このヴィーニャ・デル・ソルボです。キアンティ・クラッシコの呼称制度変更に伴い、2011年ヴィンテージよりヴィーニャ・デル・ソルボは、キアンティの産地表記でトップカテゴリーとなるグラン・セレツィオーネに指定されました。このカテゴリーに認定されたワインは、キアンティ・クラッシコ全体の僅か5%のみです。

グラン・セレツィオーネについて
「グラン・セレツィオーネ」は、2014年にキャンティ・クラシコの階層の頂点に立つカテゴリーとして制定されたDOCG。厳しい規定が設けられており、認定されたワインはキャンティ・クラシコ全体の僅か5%ほどです。自社畑のブドウを使用すること。最低30ヶ月の熟成期間(うち3ヶ月は瓶内熟成)を置くこと。テイスティング委員会が実施する官能検査などをクリアすることなど。

2014年ヴィンテージ情報
冬は雨が多く温暖で、続く春は冷涼な気候となったが、一時期、気温の高い日が暫く続いたため、発芽が早まった。この影響で着果も例年より早く、房の数も多くなった。しかし、7月から8月にかけての冷涼な気候で生育サイクルが長引き、雹を伴う嵐に頻繁に見舞われたため、トスカーナではベト病が蔓延した。9月から10月初旬にかけて非常に温暖で乾燥した気候に恵まれたことで、悲惨な年になるかと思われていたのが転じて、驚くほどの良年となったが、2014年は、概して2013年よりも飲み口が軽く、早熟なワインに仕上がった。

テクニカル情報
産地：イタリア・トスカーナ（DOCGキアンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ）
品種：サンジョヴェーゼ100%　樹齢：45年
畑：南西向き　土壌：石灰岩・粘土・片岩質　植樹密度：3，500-6，000本/ha　栽培：有機栽培・ギヨー仕立て　醸造：ステンレスタンクで野生酵母を使い3週間かけて自然発酵。トロンセ産とアリエ産の樽（新樽率50%）で24ヶ月熟成させ、10ヶ月瓶内熟成　　年間生産量：25，000-30，000本　

FONTODI CHIANTI CLASSICO GRAN SELEZIONE VIGNA DEL SORBO
フォントディ キャンティ・クラシコ グラン・セレツォーネ ヴィーニャ・デル・ソルボ
生産地：イタリア トスカーナ キャンティエリア
原産地呼称：DOCG. CHIANTI CLASSICO
ぶどう品種：マルヴァジア 50%、サンジョヴェーゼ 50%
味わい：赤ワイン 辛口 フルボディ

パーカーポイント94点 RobertParker #233　2017年11月1日　（飲み頃：2018～2030年）
2014ヴィンテージのヴィーニャ・デル・ソルボは、果実の深みと濃厚さが実に印象的。ダークチェリーのニュアンス、ブルーベリー、グリルしたハーブ、甘いスパイスが香るスタイリッシュでやかなブーケ。しっかりと引き締まった硬質で力強く余韻の長い後味がどこまでも続く。ヴィンテージの偉大さを物語るワイン。

ヴィノス95+点 Vinous 2018年1月　（飲み頃：2024～2044年）
しっかりとしたストラクチャーを備えた力強くパワフルなワインで、最も良い飲み頃を迎えるまでに幾年もの長い時を必要とする長期熟成型。近年のヴィーニャ・デル・ソルボは、比較的飲み頃を早く迎える傾向にあったが、2014年は収斂性が強く頑なで、開くまでに長い熟成期間を要する。黒鉛、スモーク、ブラックチェリー、プラム、リコリスの香りが暗く深みのあるミステリアスな余韻を生む。