ココナラのトークルームは開設後120日を経過すると自動的にクローズされる事を知っていましたか?
突然ココナラこんなメールが送られてきました。
120日経って正式な納品ができなかった場合は売上金とかどうなるの?
やり取りの途中なのにクローズ後はどうしたらいいの??
クローズになった後の対処が困りますよね。
120日という期限に伴ってどういった対応をしたらよいか、売上金はどうなるかなどを説明していきたいと思います。
[toc]120日経過の自動的クローズでの売上金について
トークルームが開設(サービスが購入)されてから120日経つと自動的にトークルームがクローズされます。これは通常のクローズと一緒の状態なので、売上金が出品者に入金されます。
なお、2019年2月9月から仕組みが改訂されていますので、参考に新旧の比較表を作成しました。
新 | 旧 |
---|---|
1週間前に、双方にメール・サイトおよびアプリのプッシュ通知でリマインドの通知 | 1週間前に、双方にメールおよびサイトでリマインドの通知 |
開設されてから120日経過すると【正式な納品】の有無にかかわらず、自動的に【クローズ】となり、【評価待ち】の状態になる | 開設されたから120に経過すると自動的に【キャンセル】扱い |
トークルーム内のメッセージや添付ファイルは閲覧可能 | トークルーム内のメッセージや添付ファイルは閲覧不可 |
購入者が支払った料金は出品者の売上に反映される | 購入者が支払った料金は購入者に返金される |
新旧を比べると以前は購入者よりの仕組みになっていますが、新しい仕組みは出品者にも考慮された形になりました。
この改定の背景には次のような事項が挙げられます。
・120日間対応したのに、その後購入者の方から再購入してもらえず、最終的に料金が支払われなかった。
・購入者の方からの『双方問題なく取引が進行しているのに、再購入するのが手間
以前は120日が過ぎたら自動的にキャンセルになってしまうので、再度購入者に購入してもらう必要があったんですね。
120日未完了の取引の案外が届いてからの対応
120日で未完了の取引と言っても様々な状況が考えられます。
出品者・購入者から見た状況別の対応について説明します。
状況として考えられるのは次の3つです。
・連絡が取れない
・双方が問題なく進行しているのに120日が経過してしまう
・正式な納品をしているのに何度も差し戻しされてしまう
そして、一番注意しなければならないのが正式な納品の有無にかかわらず、120日を経過すると出品者に売上金が反映されてしまうことです。
120日未完了の取引の案外が届いてからの対応 【購入者】
状況 | 対応 |
---|---|
購入者と連絡が取れない | 120日を過ぎる前にトークルームで連絡が取れないのでキャンセル申請をしますと連絡し、キャンセル申請をする |
双方が問題なく進行しているのに120日が経過してしまう | 一旦クローズさせ、メッセージまたは見積もり相談でやり取りを継続する |
正式な納品はされるが差し戻しをしたい場合 | 納品物に問題がある時は、120日で一旦クローズし、メッセージや見積もり・相談でやり取りを継続する |
購入者からのキャンセル申請には条件がありますので、次項の【購入後のキャンセルについて】をご確認ください。
120日未完了の取引の案外が届いてからの対応 【出品者】
それでは出品者の状況別対応を見てみましょう。
状況 | 対応 |
---|---|
購入者と連絡が取れない | 120日を過ぎる前にトークルームで連絡が取れないのでキャンセル申請をしますと連絡し、キャンセル申請をする |
双方が問題なく進行しているのに120日が経過してしまう | 一旦クローズさせ、メッセージまたは見積もり相談でやり取りを継続する |
正式な納品をしているのに何度も差し戻しされてしまう | 120日期限をまって自動的にクローズさせる |
上記の状態で納品をしても何度も差し戻されてしまう。悪質な購入者なのか、それとも出品者の納品物に問題があるのか様々な現金があると思いますが。自分が出品者で自分が可能限りの事をし納品しているのであれば、120日の期限を待って、クローズさせて売上金をもらってもよいと思います。
購入後のキャンセルについて
連絡が取れないなどでキャンセル申請したい場合の為に、購入後のキャンセルについて説明します。
基本、キャンセルは、
原則、出品者からキャンセルリクエストを送信しておこなう。
つまり、購入者からキャンセルは基本的には出来ない事になります。
しかしある一定の条件を満たせば購入者からでもキャンセルができます。
購入者と出品者に分けてキャンセルについて説明していきますので確認してくださいね。
購入者からのキャンセル
購入者からキャンセルできる条件は次の事項をすべて満たす場合です。
キャンセル条件
- トークルームで出品者から4日以上連絡がないこと
- トークルームのメッセージ送信者が購入者であること
上記の条件を満たすと【キャンセルのリクエスト】が表示されます。
それ以外でキャンセルしたい場合は、出品者にキャンセルリクエストしてもらうしかありません。
状況としては次が考えられます・
・間違って購入してしまった
・サービス内容が期待していたものと違った
間違って購入してしまった場合は仕方がないにしても、サービス内容が期待していたものと違っていた場合は、事前の確認不足が原因ですし、少しでもサービスを受けたら料金は支払うべきだと思います。
難しい所だとは思いますが、購入者・出品者が快く取引終了が出来るように、お互いが思いやることが大切ですね!!
出品者からのキャンセル
続いては出品者からのキャンセルです。
出品者からキャンセルリクエストできる事由は次の通りです。
キャンセル事由
- 重複して購入された
- 別のサービスに振替することになった
- 購入者と連絡がつかない。
- 購入者の都合で継続できない。
- 出品者の都合でサービスが提供できなくなった。
- スケジュールの折り合いがつかない
- 提供内容の価値が一致しない
- その他のトラブル
悪質で購入者では限り、事前の打ち合わせお互いのサービス内容の確認ができ、
スケジュールやサービス内容の価値の不一致などは事前確認で回避できることです。
その為、出品者はなるべく誤解が無いようなサービスの内容記載をすべきです。
など、申請後に、相手がトークルームで「合意」を場合、または24時間以内に相手が「差し戻し」をしなかった場合に、キャンセルが成立します。
トークルーム120日間の期限のまとめ
トークルームの期限120日についておさらいです。
トークルームが120日を超えると自動的にクローズし、評価待ちの状態になり、売上金が出品者に反映される。
120日が過ぎてしまうと納品の有無に借りらず、売上金は出品者に反映されます。その期限が過ぎる前に適切な対応をとることが大切です。
対応は基本、次の2つです。
120日で取引未完了の場合
・キャンセル申請
・トークルームはクローズさせ、メッセージなどで取引を継続する
普通に取引を行っていたら取引期間が120日を超える事はあまりないと思いますが、取引経験が増えれば増えるほど予想外の状況が起こります。
私自身は出品者で、購入者と途中で連絡が取れなくなり120日を超えたことがあります。
私はサービスを提供ができなくなり、お代をいただくのが気が引けたので、キャンセル申請させていただきました。
直接会って仕事をうけるのではなく、ネット上だけのやり取りがほとんどですので、お互いが安心して取引ができよう心がけたいものです。
私が経験した中で、連絡をしないが一番悪質だと思います。
出品・購入した責任として最後まで連絡は取りあるのが礼儀だと思いますね!