年末近くなると確定申告がやってきます。
私にはまだまだ先の話ですが、所得が20万を超えたら申告しなければなりません。
この20万とは収入から必要経費を引いた額になりますが、この必要経費とは何か気になりませんか??
必要経費を見ていきましょう。
ここではブログアフィリエイトで雑所得の場合で考えます。
必要経費
まず必要経費とは業務上遂行するためにかかる経費です。
国税庁のHPでは下記の通り記載されています。
- (1) 総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額
- (2) その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額
通信費
サーバー代・ドメイン代:ブログ開設の為の場合は全額必要経費と認められます。
インターネット費用(プロバイダーや光回線など):私用で使用していないのあれば全額認められます。
私用でも使用しているのであれば、その分を引いて必要経費とします。
携帯代:SNSで集客をはかる事も多いと思います。毎日twitterで情報収集したりツウィートしますよね。必要経費と考えられます。
新聞図書費
書籍代:ブログ運営する上での参考書など。最近はnoteなどで有料記事がありますが、これもブログ運営で必要なものであれば経費として大丈夫です。
交際費・会議費
ブロガーとの交流会の費用も情報収集と目的として経費として認められます。
交通費
交流会の交通費やブログ運営に伴って発生した交通費
消耗品費
10万未満のPC、コピー用紙など
家賃や光熱費
家を事務所として使用しているならその割合分を経費計上できますが、
私は個人事業主ではなく個人で雑所得としているうちはこの費用は含めません。
私用分との区別が明確にできないからです。
必要経費の領収書の扱い
雑所得で申告する場合は必要経費の明細や領収書等の証憑は添付の必要がありません。金額をただ書くだけです。
添付しないからと言って適当にしては駄目です。
必要経費を計算する場合、領収書がカード明細等で確認して計算します。
その証拠(領収書等)はしっかり保管しておきましょう!!
何か税務署から問い合わせあったりした場合の資料になります。
必要経費のまとめ方
経費が多ければ多いほど領収書の管理は面倒です。
会計ソフトを使用するのも一つの手ですが、
売り上げや経費が少ないうちはエクセルで管理で十分です。
収入と支出だけ分かれば良いのですから。
下記のエクセルファイルは日付・科目・金額などをに打ち込めばPL(損益計算書)に反映されます。
どなたでも簡単に使用できます。
※自分用に簡単に作成したものです。自己責任の下ご利用ください。
あとは入力するもととなった領収書等などは月別でA4の紙にでもペタペタ貼ります。
それをまとめておくだけです。簡単ですね!!
でもこういうのが面倒・苦手という方はココナラ等で業務委託しても良いかもしれません。
実はわたくしAizumommyはココナラで記帳代行の出店していますので興味のある方はこちらへ→→→
必要経費のまとめ
経費支払いは出来るだけカードか口座引き落とし
経費の支払いは現金ですと領収書を紛失してしまったらアウトです!
管理も面倒ですので、履歴が残るカードが口座引き落としでしましょう!
最近は銀行もカードも履歴をデータをダウンロードできますので、
集計するものエクセルを使えば簡単にできます。
必要経費の算入注意事項
個人事業で一番難しのがどこまで経費算入して良いかだと思います。
国税庁HPに下記の通り注意点が載っていましたので、ご確認ください。
- (1) 個人の業務においては一つの支出が家事上と業務上の両方にかかわりがある費用(家事関連費といいます。)となるものがあります。
(例)交際費、接待費、地代、家賃、水道光熱費
この家事関連費のうち必要経費になるのは、取引の記録などに基づいて、業務遂行上直接必要であったことが明らかに区分できる場合のその区分できる金額に限られます。- (2) 必要経費になるものとならないものの例
- イ 生計を一にする配偶者その他の親族に支払う地代家賃などは必要経費になりません。逆に、受取った人も所得としては考えません。
これは、土地や家屋に限らずその他の資産を借りた場合も同様です。ただし、例えば子が生計を一にする父から業務のために借りた土地・建物に課される固定資産税等の費用は、子が営む業務の必要経費になります。